お手入れ方法

HANDLE WITH CARE

カシミヤ繊維はデリケートな繊維です。カシミヤ製品を長く大事にご愛用頂くためにも日ごろのお手入れが必要です。カシミヤ製品を愛用している間には、どうしても避けられない部分的な汚れをはじめ、着脱時に発生する静電気で余分な埃が付着する事があります。そのままにしておくと虫食いや毛玉の原因に結びつく可能性があるので、こまめに繊維をリフレッシュさせてあげる事で、本来の風合いや光沢、艶をより一層永く気軽に楽しんで頂く事ができます。

カシミヤの取り扱い方法

①カシミヤに限らず毛は湿気を吸いやすく、何日も着続けると疲れてきますので、型崩れや形状変化を引き起こしやすくなります。着用後は風通しの良い所で2~3日休ませてあげることによって、カシミヤは、休息中に湿気の吸収や発散を繰り返し、自然と元の形に戻ろうと回復します。ゆとりのあるローテーションでしっかり疲れをとることが大切です。

②カシミヤはとても柔らかな繊維ですので、着用しているとよく摩擦されやすい部位( 袖、脇等) に毛玉( ピリング) が発生してきます。着用後には軽いブラッシングをして、毛玉に結びつきやすくなる繊維の絡みを取り除き、いつもリフレッシュさせてあげることが大切です。目立ってきた毛玉は毛玉取り器等で処理しましょう。

③チリ、ホコリ、毛、他の繊維等がつくと弾力性、保温性、吸湿性、通気性を低下させることがありますので、着用後には軽いブラッシングをしてください。着用後は、しっかりとしたハンガーに掛けて、柔らかい天然繊維のブラシで毛並みに沿ってホコリなどを払い、優しく毛並みを整えてリフレッシュさせてあげましょう。セーターの場合は粘着テープで表面を軽く叩いても効果があります。※合成繊維のブラシは使わないこと。合成繊維のブラシを使うと静電気が発生しやすくなります。静電気は繊維や生地の裂傷につながり、ほこりや汚れの発生を引き起こします。

④カシミヤ製品の洗濯は手洗いをお勧めしています。理由としては、カシミヤ繊維の表面は天然の油脂が含まれており、それがドライクリーニングによって洗い流されていくことによって、カシミヤのヌメリや風合いが徐々に失われていきます。手洗いの場合は、ドライクリーニングでは落ちない水溶性の汚れ、汗や、匂いも、スッキリ洗い流すことができることから繊維のリフレッシュにつながります。洗濯の後は、風通しの良い所でしばらく陰干ししてから保管しますと、よりいっそう良い状態となります。※クリーニングが必要と判断される場合は、安心してお任せできる(カシミヤのクリーニング実績が多い)クリーニング店での対応をお勧めします。

⑤シーズンの終わりには、必ずクリーニングやブラッシングなどで、全体をリフレッシュしてから保管するようにしましょう。天然素材であるカシミヤ繊維はカビや虫害(穴あき)が発生する可能性があります。カシミヤ製品を保管する際には「防虫剤」、「防湿剤」を一緒にいれて保管する事が大切です。収納場所は直射日光が当たらず、湿気の少ないところが最適です。年に1 ~ 2 回、天気の続いた日に虫干しを行い、保管中に吸った湿気を取り除きます。また、シミや汚れは時間が経つと取れにくくなってしまいます。ついてしまった場合は、カビや虫害の原因にもなりますので、直ぐにシミ抜きや部分洗いで取り除いておくことをお勧めします。

カシミヤ繊維は非常にデリケートなため、損傷も受けやすく、損傷してしまうとキューティクルが破壊されて、光沢を失う事にもなりますので取り扱いには細心の注意が必要です。損傷するとそれが、カサツキの原因にもなってしまいます。カシミヤ繊維に潤いを与えしっとりと滑らかな状態を保ち続ける事で、いつまでも素晴らしい艶やかさと光沢感、風合いを維持することができます。